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相談してはいけない税理士の特徴5選!失敗しない選び方

相続税申告は、人生において一度あるかないかの大きな経験です。しかし、数ある税金のなかでも相続税は複雑なため、すべての税理士が相続税について熟知しているわけではありません。そのため、「どのように税理士を選べば良いのか」「どのような基準で選ぶべきなのか分からない」と悩んでいる方も多いでしょう。相続税対策において、税理士選びは非常に重要です。依頼すべき税理士を間違えてしまうと、効果的な節税対策が期待できない場合もあるので注意しましょう。そこで今回は、相続税について相談してはいけない税理士の特徴について解説します。あわせて選ぶべき判断基準も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次
相続税申告を相談してはいけない税理士5つの特徴
失敗しない税理士の選び方
まとめ

相続税申告を相談してはいけない税理士5つの特徴

相続税申告を相談してはいけない税理士の特徴は、以下の5つです。

✓ 相続専門ではない
✓ 相続税申告や税務調査などの経験が少ない
✓ 事務的な対応しかしてくれない
✓ 税理士報酬が明確ではない
✓ 体裁を整えただけのホームページを運用している

それぞれを詳しく見ていきましょう。

相続税申告を自分でしようか悩んでいる方は、こちらの記事「相続税申告は税理士に依頼すべき?自己申告のポイントを解説」もぜひ参考にしてください。

相続専門ではない

一番重要なことは「相続専門」の税理士かどうかです。では、なぜ相続税の相談は相続専門の税理士に相談すべきなのでしょうか。

簡単に説明すると、医者にも専門があるように税理士にも専門とする分野が存在します。税法は毎年のように改正されるため、すべての改正ポイントを把握し、正しく実務に反映させることは困難です。しかし、相続専門の税理士は、相続税法に関する専門知識と豊富な経験を持っており、税改正に迅速に対応できます。控除や特例、非課税枠、贈与などを活用して、二次相続まで見据えた相続対策を行えるでしょう。

相続税申告や税務調査などの経験が少ない

相続税申告や税務調査などの経験が少ない税理士に相談すると、一定のリスクが生じます。税理士の多くは法人税申告を専門としており、相続税申告の経験がない税理士も少なくありません。令和4年度の相続税申告件数134,275件に対し、税理士の登録者数は80,692人です。単純に計算しても、1人あたりが扱う相続税申告件数は約1.6件となります。しかし、相続税申告の多くは、相続専門の税理士に依頼するケースが多いため、相続専門ではない税理士にとって相続税申告は「2〜3年に1件あるかないかくらい」の案件です。そのため、知識だけでなく経験面においても不十分となってしまうと言えるでしょう。

また、相続税は税務調査が入る確率がとても高い申告です。国税庁が公表したデータによると令和3年度の相続件数約13万件に対して、税務調査は約2万1千件です。約16%の確率で税務調査が入っていることが分かります。節税の観点からも税理士を選ぶ必要がありますが、正確に申告できる税理士を選ぶべきでしょう。

税務調査について詳しく知りたい方は、こちらの記事「相続税の申告漏れ!ペナルティとミスがバレる原因とは」もぜひ参考にしてみてください。

事務的な対応しかしてくれない

相続は、家族や個人の状況によってさまざまです。また、大切な財産に関わるため、専門用語ばかりで何も分からないまま申告が進んでしまうのを不安に思う方も少なくありません。分かりやすい説明で、不安や疑問に寄り添ってもらえる税理士を選ぶと良いでしょう。その際、ただ「家が近いから」と安易に税理士を決めることも、あまりおすすめはできません。税理士事務所に通う回数は、3回程度が一般的です。

1. 初回の面談
2. 相続税の計算が終わった後の報告
3. 遺産分割に応じた申告書の作成後、税理士から説明を受ける

相続を専門としている税理士が適切な相続対策を行うことで、大きなの節税効果が期待できます。距離に左右されず、税理士の能力や提供するサービスなどを基準に選ぶようにしましょう。

税理士報酬が明確ではない

税理士報酬は、税理士事務所ごとに自由に設定できるため、一概にいくらということは難しく、目安として遺産総額の約0.5%〜1%が相場です。しかし、以下のケースでは追加報酬が発生する可能性があります。

● 相続人の数が多い
● 相続税を物納する
● 非上場株式や複雑な形状の土地など評価が難しい財産がある
● 申告期限間際の依頼

また、まれに「成功報酬」として追加請求する税理士事務所もあります。安いからと安易に選択せず、適正な報酬で、信頼できる税理士を選ぶことが大切です。

相続税申告を税理士に依頼した場合の税理士報酬について詳しく知りたい方は、こちらの記事「税理士に依頼した場合の報酬は誰が支払う?」もぜひ参考にしてください。

体裁を整えただけのホームページを運用している

相続専門と謳っている税理士事務所でも、実際は専門ではなく、法人税などをメインで扱っている税理士事務所も少なくありません。本物の相続専門税理士かどうかを見極めるためには、以下のポイントに注意することが重要です。

● ホームページやブログの情報
● 年間申告実績
● 口コミや評判の確認

相続税専門の税理士事務所の多くは、お客様の悩みに寄り添えるよう相続税法について日々学んでいます。そして、学んだ知識や経験をホームページやブログを通じて情報発信しています。ホームページ上に相続税に関する情報が豊富であるか、最新の税法改正について情報を提供しているかをチェックすることが大切です。ホームページやブログなど、体裁だけのホームページに騙されず、本物の相続専門税理士を見極めましょう。

失敗しない税理士の選び方

税理士選びで失敗しないためには、以下の内容を意識しましょう。

● 相続税申告の実績が豊富
● 他の士業と連携している
● 親身な対応をしてくれる

税理士にも得意、不得意とする分野があります。相続税申告は専門性が要求される作業であり、専門の税理士に依頼することでスムーズかつ正確に申告を行えます。相続税申告を依頼する際には、「相続税専門の税理士」を選びましょう。

相続税申告を税理士に依頼しようか悩んでいる方は、こちらの記事「相続税申告を税理士に依頼する?メリット・デメリットを徹底解説」もぜひ参考にしてください。

相続税申告の実績が豊富

相続税に強い税理士か判断するには、過去の実績などを参考にすると良いでしょう。経験は誰でも積むことはできますが、実績を積むのは簡単ではありません。また、高いスキルとノウハウがあるからこそ、実績につながるのです。実績の数は、税理士の信頼性を示す一つの指標と覚えておきましょう。具体的には、初回面談の際に「過去何件くらい相続税申告を行ったのか」を確認しましょう。その際、重要なのは税理士個人の実績です。税理士事務所自体の実績が年間500件を超えていても、担当する税理士の実績が少なければ意味がないので注意しましょう。

他の士業と連携している

相続は、税金だけの話で完結するものではなく、預金や保険の名義変更から不動産の登記変更などさまざまな相続手続きが同時に発生します。理想は、すべての作業を一ヶ所で行えればいいですが、相続税申告や相続トラブル、不動産登記はそれぞれ対応できる専門家が異なります。下表は、各専門家が対応できる主な業務です。

しかし、別々に相談すると家族の状況など同じ説明を繰り返す手間などが生じます。相続税に強い税理士事務所のなかには、税理士が窓口となり必要な専門家が面談に同席するワンストップサービスを売りにしているところも少なくありません。必要な手続きの煩雑さを軽減したい方は、ワンストップサービスのある事務所に依頼しましょう。

弁護士や司法書士など、どこに相談したらいいのか知りたい方は、こちらの記事「相続税は税理士に相談すべき?司法書士・弁護士などの特徴を解説」もぜひ参考にしてください。

親身な対応をしてくれる

相続税の申告期限は、被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10ヶ月以内と定められています。身近な方が亡くなった喪失感のなか、法定相続人を確定し相続財産の評価、遺産分割協議などたくさんの手続きが存在します。スムーズに申告が進めばいいですが、話し合いでもめたりと申告期限ぎりぎりになってしまうケースが多いのが現状です。また、税理士に依頼する際に求めるニーズは多岐にわたります。

● 相続税を節税したい
● 揉めることなく遺産分割したい
● 税務調査に入られたくない
● スピーディに申告手続きを終わらせたい
● 二次相続(次の相続)まで見据えた最良の遺産分割をしたいなど

相続問題には財産的な側面だけでなく、家族間の人間関係も関与します。デリケートな時期だからこそ、依頼主の感情や状況に配慮し「気配り」や「心配り」ができる税理士を選びましょう。

税理士に依頼した場合の流れについて詳しく知りたい方は、こちらの記事「税理士に依頼した場合の申告までの流れ~期間目安を解説~」もぜひ参考にしてください。

まとめ

相続対策でよくある失敗のひとつに、依頼すべき税理士を間違えて節税対策ができなかったと嘆くケースがあります。大切な財産を守るためにも、信頼できる税理士を選ぶことが大切です。専門知識や経験、信頼性を重視し、相続専門の税理士を選ぶことで、安心して相続税申告を進めることができるでしょう。相続税のクロスティでは、一人ひとりに寄り添い、それぞれの状況に最適な節税対策を提案します。豊富な知識と経験を持つ税理士が、「お客様の想い」「亡くなられた方の想い」を理解し、誠実にご対応いたします。「どの税理士に依頼しようか悩んでいる」「税理士選びで失敗したくない」など、税理士選びで悩んでいる方は無料相談も受け付けています。ぜひお気軽にご相談ください。

最後に

相続税の申告手続きは、相続税のクロスティにお任せください

私たち、相続税のクロスティは、税理士法人の相続税を専門とする事業部から発足し、母体である名古屋総合税理士法人は創業以来50年以上、愛知県名古屋市にて東海エリアを中心に相続税専門の税理士として、皆さまの相続手続きをお手伝いしてまいりました。

相続税は税理士にとっても特殊な分野の税目です。相続税の高度な知識だけでなく、民法や都市計画法など幅広い知識が必要な他、年月をかけ培った経験やノウハウが大変重要になる分野です。税額を安くする制度は多数ありますが、その選び方ひとつで大きくお客様の納税負担は変わります。
故人から受け継いだ大切な遺産を、少しでもお守りすべく、私たち相続税のクロスティは各士業(司法書士、弁護士、不動産鑑定士、行政書士など)や国税OBなど各専門家と提携し、お客様におすすめの制度と対策をご提案させていただいております。私たち相続税のクロスティは「相続でお困りの方を一人でも減らしたい」という想いから、初回のご相談は無料で対応いたしております。「相続の仕組みを知りたい」「相続税申告が必要かわからない」「まずは見積りだけほしい」など、まずはどんなことでもお気軽にご相談ください。ぜひ、お会いできる日を楽しみにしております。

初回の無料相談は「ご来社による相談」「オンラインツールを使った相談」が可能です。名古屋に限らず日本全国の相続のご相談に対応いたします。
ご来社いただく場合、本社(名古屋市中区栄)または池下駅前本部(名古屋市千種区池下)のいずれかにてご対応させていただきます。
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運営:名古屋総合税理士法人
(所属税理士会:名古屋税理士会 法人番号2634)





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