相続の手続きにはどんなものがあるのか?
今回の内容はvol.59「相続の手続きにはどんなものがあるのか?」です。
相続税は難しい言葉が多く、内容も複雑です。「相続マメ知識」は、そんな複雑で難しい相続税の知識を毎日少しずつ学べるよう1つ5分程度で読める内容にまとめたものです。これから相続について知りたいと思っている初心者から税理士試験受験者、税理士事務所や会計事務所の職員まで、まずは軽い気持ちで読み進めてください。
もっと詳しく知りたいと思われましたら過去の「相続マメ知識」や、更に詳しく解説した「ブログ」も見てみてください。
相続手続きの流れ
故人の死亡時に存在した財産に関する権利義務の全てを承継する「相続」は、誰の身にも起きうることですが、いざ相続開始となると一体何をどう進めていけばよいのか戸惑う方も多いと思います。相続発生後に相続人が行わなければならない調査や手続きは多く、それらの手続きを「相続手続き」といい、具体的には以下のとおり進んでいきます。
① 相続人の調査・確定
② 遺言の捜索
遺言があった場合は↓
③ 遺言の検認
④ 相続財産の調査・確定
必要に応じて↓
⑤ 相続放棄・限定承認の手続き
⑥ 遺産分割協議
⑦ 相続税の申告・納税
⑧ 相続財産の名義変更・処分の手続き
このようにたくさんの手続きや調査を期限内に行わなければなりません。また、家庭裁判所の検認手続きや、相続人の調査など相続にまつわる法的処理には時間と労力がかかります。相続に強い税理士になるべく早く相談することをオススメします。
相続手続きに必要となる主な書類
相続手続きには、事前に準備しておくと手続きがスムーズになる書類があります。
戸籍謄本
相続人であることを証明する書類。相続では、被相続人の戸籍謄本と相続人の戸籍謄本が必要になります。ただし、被相続人の戸籍謄本については、被相続人の出生から亡くなるまでの一連の戸籍謄本が必要になります。
住民票
被相続人の住民票と相続人の住民票が必要になります。被相続人の住民票は住民票の除票(死亡によりすでに除かれた住民票)を取得します。
印鑑登録証明書
遺産分割協議書を作成するときに相続人が実印で押印しなくてはなりません。その際に相続人全員の印鑑登録証明書が必要になります。
最後に
相続税の申告手続きは、相続税のクロスティにお任せください
私たち、相続税のクロスティは、税理士法人の相続税を専門とする事業部から発足し、母体である名古屋総合税理士法人は創業以来50年以上、愛知県名古屋市にて東海エリアを中心に相続税専門の税理士として、皆さまの相続手続きをお手伝いしてまいりました。
故人から受け継いだ大切な遺産を、少しでもお守りすべく、私たち相続税のクロスティは各士業(司法書士、弁護士、不動産鑑定士、行政書士など)や国税OBなど各専門家と提携し、お客様におすすめの制度をご提案させていただいております。私たち相続税のクロスティは「相続でお困りの方を一人でも減らしたい」という想いから、初回のご相談は無料で対応いたしております。
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