名古屋市の税理士法人、相続税申告なら相続税のクロスティ「相続の相談は誰にすればいいの？各専門家の強みを解説！」ページ

相続の相談は誰にすればいいの？各専門家の強みを解説！

今回の内容はvol.237「相続の相談は誰にすればいいの？各専門家の強みを解説！」です。
相続税は難しい言葉が多く、内容も複雑です。「相続マメ知識」は、そんな複雑で難しい相続税の知識を毎日少しずつ学べるよう1つ5分程度で読める内容にまとめたものです。これから相続について知りたいと思っている初心者から税理士試験受験者、税理士事務所や会計事務所の職員まで、まずは軽い気持ちで読み進めてください。
もっと詳しく知りたいと思われましたら過去の「相続マメ知識」や、更に詳しく解説した「ブログ」も見てみてください。

初めての相続の場合、誰に相談をすればいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。相続の相談先は複数あり、専門家によってそれぞれ強みがあります。どのような相談かによって最適な相談先は異なりますので、どこに相談すべきか悩んでいる方はぜひ以下の内容を参考にしてください。

相続の主な相談先

相続の相談先は、主に以下の７つです。

① 税理士
② 弁護士
③ 司法書士
④ 行政書士
⑤ 銀行などの金融機関
⑥ 市役所・区役所
⑦ 税務署

これらの相談先がありますが、どの場合にどこに相談すればいいのか詳しく解説していきます。

① 税理士

税理士は、相続税申告を得意分野としています。相続税の申告が必要な場合や、相続税の申告が必要かどうか判断に迷うときは税理士に相談をしましょう。

税理士に相談するメリット

●　相続税申告の対応ができる。
●　相続税の節税の提案をしてくれる。
●　相続税申告以外の他の相続手続きも相談できる。
●　相続税申告が必要な場合に窓口として最適。

税理士に相談するデメリット

●　相続争いに発展してしまった場合に対応ができない。
●　相続登記は対応できない。

② 弁護士

弁護士は遺産分割の調整を得意としています。また、相続トラブルに関するお悩みがある場合も弁護士なら対応することが可能です。

弁護士に依頼するメリット

●　相続争いに発展した場合、唯一対応することができる。
●　相続法務の相談ができる。

弁護士に依頼するデメリット

●　相続税申告は対応できない。
●　相続登記は対応できない。
●　他の相談先と比べて、報酬が高くなる傾向がある。

③ 司法書士

司法書士は相続登記（不動産の名義変更など）を得意としています。財産の名義を変更する必要がある場合は、司法書士にお願いしましょう。

司法書士に依頼するメリット

●　相続登記が対応できる。
●　相続法務の相談ができる。
●　弁護士に相続法務を相談するよりも、報酬が低いことが多い。

司法書士に依頼するデメリット

●　相続争いに発展した場合に対応することができない。
●　相続税申告は対応できない。

④ 行政書士

行政書士は不動産以外の名義変更や、戸籍の取得などの書類作成や必要書類の収集を得意としています。

行政書士に依頼するメリット

●　不動産以外の名義変更を代行してもらうことができる。
●　相続法務の相談ができる。
●　弁護士に相続法務を相談するよりも、報酬が低いことが多い。

行政書士に依頼するデメリット

●　相続争いに発展した場合に対応することができない。
●　相続税申告は対応できない。
●　相続登記は対応できない。

⑤ 銀行などの金融機関

金融機関は預金、証券、保険等の相続手続きを得意としています。ただし、金融機関は国家資格を保有してはいないので、相続手続きを提携先の弁護士や税理士などに橋渡しすることが多いです。

金融機関に依頼するメリット

●　大手企業のため、安心して任せることができる。

金融機関に依頼するデメリット

●　一般的な相談がメインで、個々のケースに沿った具体的な相談には各士業を紹介される。
●　相続争いに発展した場合に対応することができない。
●　相続税申告は対応できない。
●　相続登記は対応できない。

⑥ 市役所・区役所

相続全般を大まかに知りたい場合は市役所や区役所で定期的に開催されている無料相談会を活用しましょう。

市役所・区役所に依頼するメリット

●　戸籍を取得できる。

市役所・区役所に依頼するデメリット

●　相続に詳しい職員が常駐していない場合がある。
●　相続争いに発展した場合に対応することができない。
●　相続税申告は対応できない。
●　相続登記は対応できない。

⑦ 税務署

税務署は相続税申告に関する相談に特化していますので、申告に関する相談は税務署に聞くことができます。

税務署に依頼するメリット

●　相続税申告の無料相談ができる。

税務署に依頼するデメリット

●　相続税の節税提案はしてくれない。
●　相続税の申告書の作成はしてくれない。
●　相談することによって、過大な相続税負担が出るケースがある。
●　相続争いに発展した場合に対応することができない。
●　相続登記は対応できない。

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相続手続きと種類

最後に

相続の相談先は、相談する内容によって変わってきます。最適な相談先を選ぶことで、納得いく相続ができるようになりますので、この記事をぜひ参考にしてみてください。私たち、相続税のクロスティは、相続税を専門として取り扱っており、創業以来50年以上にわたって相続手続きをお手伝いしてまいりました。また、各士業（司法書士、弁護士、不動産鑑定士、行政書士など）や国税OBなど各専門家と提携をしており、様々な視点からお客様へアドバイスをすることができます。故人から受け継いだ大切な遺産を、少しでも多くお守りし、私たち相続税のクロスティは「相続でお困りの方を一人でも減らしたい」という想いから、初回のご相談は無料で対応いたしております。ぜひお気軽にお問合せください。

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