そもそも相続税ってどうして払うの?相続税の意義と課税原因
今回の内容はvol.13「そもそも相続税ってどうして払うの?相続税の意義と課税原因」です。
相続税は難しい言葉が多く、内容も複雑です。「相続マメ知識」は、そんな複雑で難しい相続税の知識を毎日少しずつ学べるよう1つ5分程度で読める内容にまとめたものです。これから相続について知りたいと思っている初心者から税理士試験受験者、税理士事務所や会計事務所の職員まで、まずは軽い気持ちで読み進めてください。
もっと詳しく知りたいと思われましたら過去の「相続マメ知識」や、更に詳しく解説した「ブログ」も見てみてください。
私たちは生活に欠かすことができない公共サービス(外交や防衛、公共事業や教育、保健衛生など)の必要経費を税金という形で負担しています。
なぜ相続した財産に税金を払わなければいけないのでしょうか?
相続税の大きな目的は、不労所得(労働ではないもので得られる所得)に対する所得税のひとつであることと、富の集中を抑制するためです。もし相続税が無ければ、お金持ちの家のお金は、何度代変わりしてもそのまま引き継がれることになり、お金持ちの家系はずっとお金持ちのままということになり格差が広がります。それを防ぐために代変わりするごとに相続税として財産の一部を徴収し、国民の為に還元しています。
相続税は誰にでもかかるわけではありません
上述の通り、相続税には経済的な機会均等を目的に国民に還元しています。そのため、財産の少ない人が相続税を払うことはありません。
相続税の課税原因
相続税は亡くなった人の遺産を下記のような形で受け取った場合に課税されます。
相続
被相続人の財産を相続人が継承した。
遺贈
被相続人の遺言により財産を継承した。
死因贈与
死亡したことを原因として贈与を行った。
相続時精算課税の適用を受けた贈与
相続時精算課税とは原則60歳以上の親または祖父母から20歳以上の子または孫へ生前贈与した財産について、相続財産とまとめて課税する制度です。ただし、贈与の時に収めた贈与税があれば相続税から差し引きます。
最後に
相続税の申告手続きは、相続税のクロスティにお任せください
私たち、相続税のクロスティは、税理士法人の相続税を専門とする事業部から発足し、母体である名古屋総合税理士法人は創業以来50年以上、愛知県名古屋市にて東海エリアを中心に相続税専門の税理士として、皆さまの相続手続きをお手伝いしてまいりました。
故人から受け継いだ大切な遺産を、少しでもお守りすべく、私たち相続税のクロスティは各士業(司法書士、弁護士、不動産鑑定士、行政書士など)や国税OBなど各専門家と提携し、お客様におすすめの制度をご提案させていただいております。私たち相続税のクロスティは「相続でお困りの方を一人でも減らしたい」という想いから、初回のご相談は無料で対応いたしております。
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