2019.12.25
事例紹介
財産分けを工夫することで、相続税1,600万円を節税した事例
土地をたくさんお持ちのお父様がお亡くなりになったということで、長男様から相続税の申告のご依頼をいただきました。
ご自宅の周りに、お父様所有の賃貸アパートや畑などがありましたので、財産分けの際にお母様と長男様で取得する不動産を分散させることで、路線価の角地加算を抑え、路線価の低い路線をベースに土地の財産評価を行い、さらに不整形地の減額を利用することで、土地の財産評価額を引き下げ、相続税を引き下げることに成功しました。
なお、お母様が相続することになった不動産は、遺言を書いてもらうことにより2次相続の際に長男様へ財産集約する事後対策もセットで実行いたしました。
【対策前】財産:約4億5,000円 相続税:約5,400万円
【対策後】財産:約3億6,000万円 相続税:約3,800万円
【節税額】約1,600万円